新型コロナウイルス(COVID-19, SARS-CoV-2)
核酸(遺伝子)増幅検査機器導入について
核酸検出検査装置『 ID NOW 』(アボット社製)を導入
新型コロナウイルス感染の診断に伴い、当院ではこれまで
- PCR検査(RT-PCR法)
- 抗原検査
の2つを実施しておりました。
5月から新たな検査機器によって、より迅速な診断ができるようになります。
厚生労働省保健局の審査で令和2年10月から保険適用の承認が得られており、保険診療での利用が可能です。
※ 検査キット流通量不足のため、検査できない場合があります。
検査原理
等温核酸増幅法(NEAR法)と呼ばれ、新型コロナウイルスの特異的遺伝子を増幅して検出する点では、PCR検査(RT-PCR法)と同じ核酸増幅法に分類されています。
核酸検出検査装置『 ID NOW 』のメリット
この検査装置を使うメリットは大きく2つあります。
1:精度の高さ
抗原検査よりも精度が高く総合病院でも採用されている検査方法です。
RT-PCR法に比べて、陽性一致率95.0%、陰性一致率97.9%と遜色なく高精度になっております。
2:当日すぐに結果が出る
検査結果は5~13分ほどで判明しますので、検査当日にすぐに結果をお伝えできます。